おすすめの本① 『バリの賢者からの教え』

武者修行から帰ってきて、毎日本を読んでいます。

 

最初は、論理的に考える力とか筋道立てて説明する力を身につけるつもりで読んでみようと思ってたのですが、最近は読書おもしろいなって感じるようになってきました。毎日2時間くらい読んでます。

 

では、本の紹介を。

 

 

『バリの賢者からの教え』

 

主人公が1ヶ月のバカンスで訪れたインドネシアのバリ島で出会った老治療師とのやりとりを書いたエッセイ。

 

帰国まであと1週間となったある月曜日、主人公は巷で有名なある老治療師のもとを訪れる。別に体調が悪かったわけではないが、偉大な人物にただ会ってみたいと思い検診を受ける。

 

検診は特に問題なく進んでいった。しかし、老治療師が主人公の足の指に触れた瞬間、主人公に激痛が走る。老治療師は全てを見通したかのような優しい表情でこう言った。

 

 

「あなたは不幸な人ですね」

 

 

主人公は火曜日、木曜日、金曜日と老治療師との面談を重ね、自分がいかに「思い込み」に支配された行動をとっていたかを理解していく。

 

そして迎えた土曜日、帰国の日。思い込みの呪縛から逃れるため、主人公がした選択とは。老治療師が最後の面談で伝えることとは。

 

 

この本を読んで、自分も「思い込み」によって行動を制限していることが多いなあと思いました。例えば、他人への「もっとこうしたらよくなるよ」というアドバイスはその人を否定することになるという「思い込み」や、自分のやりたい仕事をやるという選択はこれまで育ててくれた両親の期待を裏切ることになるという「思い込み」など。

 

自分自身の勝手な思い込みで自分の行動を制限しちゃってる人、そもそも思い込みで行動が制限されていることにすら気付けていない人にぜひ読んでほしい本です。

 

Amazonのページ

バリの賢者からの教え (二見レインボー文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4576151150/ref=cm_sw_r_li_api_Jm3xAbHHZ39MG

 

 

最後に、この本を貸してくれたしげへ。

まだ返してなくてごめん、明日には配送します笑