毎日ブログを書きます!

あけましておめでとうございます!2018年もどうぞよろしくお願いします。

 

2017年末から、旅武者の海外ビジネス武者修行プログラムでベトナムホイアンにいました。
約2週間。ビジネスのことやチームビルディングのことなど、たくさんのことを学びました。その中で思ったこと。

 

 

今日は2018年の自分のあり方について書きます。

 

 

武者修行中に1番考えたことの一つは、「ビジネスにおいて解決すべき最大の問題は何か?」ということ。具体的に話します。

 

僕たちのチームは、MRIMBA(アルゼンチン料理のレストラン)でインサイド&アウトサイドプロモーションの施策を考えました。お店の中を改善してお客様の購入単価を上げたり、お店の外を改善して集客力をアップさせるのが僕たちの役割でした。


武者修行プログラムは全部で13日間(移動日を含めると15日)で、4日目に企画の中間プレゼン、12日目に最終プレゼンがあります。


僕たちがまず取り組み、中間プレゼンで発表したのが「料理提供までの時間の短縮」です。2日目の夜に来店されたオーストラリア人家族を見て、企画立案をしました。彼らは最初にドリンクを注文し、提供され次第料理の注文をしようと思っていたようですがドリンクの提供に20分近くかかってしまい料理を注文されずに帰ってしまいました。料理提供時間の短縮をお客様のニーズと考え、企画を進めていきました。

 

しかし、中間プレゼンでカントリーヘッドのカインから指摘を受けます。「料理提供までの時間の短縮は1番重要な問題なのか?」ということ。確かに、MARIMBAの問題は他にもありました。特に集客。日に平均15人は決して多いと言える数字ではありません。


中間プレゼン後はチームで話し合って、集客に焦点を当てた企画を進めていったのですが僕にはずっと腑に落ちないことがありました。それは、もし集客のための施策をやらなくても不満に感じる人はいないけど、もし提供時間の短縮のための施策をやらないと不満に感じる人がいるということ。


●集客をやる(例:看板を出す)→今までMARIMBAに気づかなかった人がMARIMBAに気づいて来店してくれる。
●集客をやらない(例:看板を出さない)→MARIMBAに気づかなかった人はMARIMBAに気づかないまま店の前を通り過ぎる
●提供時間の短縮をする→提供時間という点で満足してもらえる
●提供時間の短縮をしない→提供時間への不満は解消されない


つまり、施策をやった場合お客様やお店に与える価値が大きいのは集客だけど、やらなかった場合与えるマイナスが大きいのは時間短縮の方じゃないのかなと。そう考えると、まずやるべきなのは時間短縮だと思っていました。

 

プログラム9日目、最終プレゼンが3日後に迫っていたこの日、ずっと感じていた違和感をファシリテーターのつるるに話しました。面談が進んでいく中で気づいたことは、自分は周りの状況や自分の置かれた状況を理由にして思っていることを言わないという選択をすることが多いということ。例えば、プログラム6日目の終礼。みんなの雰囲気が重くなっていた場面でもっと楽しく話し合えたらいいのに、と漠然と思っていたのですが「考えがまとまってない+今の雰囲気では言い出しづらい」を理由に言葉にしませんでした。


つるるとの面談の中で「感じた違和感を放置してしまうと、後でもっと大きな問題になったり事故に繋がったりする」と言われ、その場で自分の言葉で2018年のあるべき自分の姿を決めました。それが、

 

 

どんな状況でも思ったことは口に出す

 

 

です。
つるるとの面談を終えた後は、提供時間の企画について自分が思っていたことをチームのみんなに話しました。結局、チームの企画としては集客を進め提供時間の企画をかたちにすることはしませんでした。


今思えば、提供時間を短くすることで「早く料理を提供して喜んでもらえる」以外にもいい影響がたくさんあることを企画として示せば、この企画を素晴らしいものにできたのではないかと思います。しかし、面談後に自分の思いをチームのみんなに話すことができた。このこと自体にとても価値があると思っています。「どんな状況でも思ったことは口に出す」を実行できた瞬間でした。

 

プログラムが終了し、空港に向かうバスの中で参加者のひとり、おっくんと話しました。その話の中で、僕のもっとこうしたらよくなる点を教えてもらいました。


・もっと考えてから発言したほうがいいということ
・発言回数の割に伝えている内容が薄いこと
などなど。


改善点であり、褒め言葉だなあと思いました。「どんな状況でも思ったことは口に出す」が出来ていたことが改めてわかったからです。考えがまとまっていなくても思ってることを伝えようとした結果、もっと考えてから発言したほうがいいと相手に受け取られたのかな、と。


自分の中では、


質の高い意見をたくさん出せる>質の低い意見をたくさん出せる>質の高い意見を少し出せる>質の低い意見を少し出せる


です。2つ目と3つ目の順番は逆だと思う人もたくさんいると思います。あくまで自分が思う順番なので。


自分にとって武者修行のミーティング中にできた最大限のことは、質の高い意見を言うために論理学を勉強したりすることではなく、とりあえず今持っている意見を言ってみることでした。

 

思ったことはとりあえず言ってみる。で、どうしたらもっとうまく伝えられるか、みんなにとって有益な発言になるかを考える。そしてまた発言する。意見を言うことに関して、自分なりに考えたPDCAサイクルの回し方です。

 

 

「どんな状況でも思ったことは口に出す」を達成するために、1つ宣言します。

 

 

それは、「毎日ブログで思ったことを発信する」です。1日を過ごして何も思わない日はありません。何かしら考えて毎日を過ごしています。なので、その思ったことを発信していこうと思います。

 

この宣言、武者修行プログラム終了後の懇親会でもしたのですが実際に発信するまでに4日もかかってしまいました。完璧を求めたからです。口に出すときは考えがまとまってなくても出来たのに、文字にすると「ちゃんとした文章にしなきゃ」と思って時間がかかってしまいました。さっそく、「どんな状況でも思ったことは口に出す」ができていません。


今後は、まとまった文章になってなくてもとりあえず発信していきます。なので、最初に謝っておきます。

 

「読みづらい文章を発信することもあるだろうと思います。ごめんなさい。」

 

わかりづらい点など、見つけたらどんどんツッコミを入れて欲しいです。そこから学んで、より良い文章になっていくと思っているので。みなさんお願いします!

 

最後に。

 

武者修行年末1タームのみんな、お世話になった方々、ベトナムのみなさん

 

 

本当にありがとうございました!!!

 

 

ホイアンでの武者修行は終わったけど、自分の中での武者修行はまだまだ続いていきます。今後ともよろしくお願いします。

 

海外ビジネス武者修行プログラム
http://mushashugyo.jp/